にわかに再現しそうな鯨問題

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日本鯨類研究所がアニマルプラネットをエコテロリストと提携しているとして非難している(参考)。

アニマルプラネットがアメリカでWhale Warsというシリーズ物の放送を開始した。内容は見てないのでわからないが、どうやらシーシェパードの活動の記録のようだ。

アニマルプラネットはアメリカのディスカバリー・コミュニケーションズとBBCが作ったケーブルテレビだ。捕鯨問題はいまやよく言われるように鯨そのものが問題なのではなく、イギリス連邦を中心とした南極海の領有権問題が背景にある。

イギリスはアニマルプラネットをつかってアメリカB層に対してプロパガンダを行っているのだ。かれらはグリーンピースを利用し自分の主張を広げ、日本を悪者にしようとしている。実際アメリカ人の多くはこういった背景を知らずに「鯨、かわいそう。日本ぶったたけ」みたいなノリでネット上に書き連ねている。

日本のマスコミは沈黙を守っている。前回の鯨騒動のときは日本のB層であるネット右翼が暴れまくってYoutubeなどで恥ずかしい書き込みをしまくった。あげくはオーストラリアの人種問題の映像を公開してオーストラリアのマスコミで取り上げられもした。その結果かどうか、オーストラリアはアボリジニに謝罪し、その結果かどうか、日本はアイヌを先住民族と認めた。

じゃーよかったじゃねーかと言えばそうかも知れないが、彼らを刺激したくないのも確かだし・・・。

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