電気の歴史 03

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電気の流れがワッカのようにつながっているものを回路(circuit)という。

蝋とウールをこすると、電子が蝋に集まり、電子の不足がウールに起こる。この状態だと蝋とウールは引きつけあう。

この状態の蝋とウールを線(伝導体)でつなぐと、蝋からウールに電子が移動し、バランスされるところまで移動する。

こすった状態の蝋やウールは充電(charge)されているといえる。位置エネルギー(potential energy)を持っているとも言う。

蝋とウールを線でつないだとき、線を電子が流れるなら、その流す力を電圧(voltage)という。

充電が高いほど、あるいは位置エネルギーが大きいほど電圧も大きくなる。

電池は充電されていて電圧がある。でも電圧があってもそれが流れるところがなければ、電子は流れないので、電池だけおいてあっても電子は流れない。電池のマイナスから電子が出て行き、+に入ってくる。

電池の回路の中にいれれば、電子が流れ始める。このような回路の中の電子の流れを電流(current)という。常に一方向に電子が流れている場合は直流(direct current(DC))という。

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