accountの使い方

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accountの意味がすごく多義的に感じるので整理したい。

まずもっとも簡単な意味は口座とか会計とか勘定

accountを分解するとac(=to)+count(数える)と言うことなので、数える方向にあるものみたいに理解すれば簡単。

account forで動詞になると、説明するとか、占めるとかになる。

account for –% of
%を占める

It accounts for the accident
それが事故の説明になる(説明をする)

この文で、forというのを「全体を見て」というイメージで捉えると、「それが、事故というのを考えて数え上げていくことができる。」のような感じになると思われる。逆に言えば事故を考えて、数え上げた物(=考えた物)がそれになる。という意味になるとおもう。

on account of
ナニナニの理由で

The President declined to deliver the speech himself, on account of a sore throat…
ofというのを起源からは派生してみたいに捉えれば、喉の痛みというのを数え上げて(考えて)、on、すなわちそういう事に接しているので、となるとしよう。

on your account
on her account

Don’t leave on my account.
私の考えていること(頭の中に数え上げられた物)に接して出ていくのはやめてくれ。=俺のために出て行くな=俺のせいで出て行くみたいにするな=お前が出ていきたいなら出て行け。

of no account or of little account
考えるようなもんじゃない。

accountable, accountability
説明責任

Politicians should be accountable to the public who elected them.
この場合、数え上げることができるというのの主語は政治家ではなくて、つまり政治家が数え上げるのではなくて、一般的にいって政治家は数え上げられると言う意味になって、それで説明責任みたいな意味になると思われる。

Kant’s Account of Reason
カントの理性の説明

説明と訳すとexplanationなんかと同じに感じるが、explanationは合理的説明のように感じるが、accountはもっと抽象的で、哲学的な意味合いが強い言葉のようだ。学問的な文脈でaccountは多用されている感じ。

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