成人とは何か?

1、暴力的成人:他人を殺したり傷つけたりすだけの能力を持ったのだから、他人を殺しておいて自分は知りませんでは済まされない。よってこの時点で成人である。

2、生殖的成人:子供をつくる能力を持ったのだから、子供を作っておいて後のことは知りませんでは済まされない。よってこの時点で成人である。

3、精神的成人:自分のことを自分で決められる能力をもち社会の中で縦横無尽に飛びまわれる時点で成人である。

この3つを考えるとわかり易いとおもう。というよりこの3つが混ざり合ったまま議論されているのでちっともまとまらない。すなわち成人という言葉はもう賞味期限切れであると認識し、この言葉を使わずにしましてしまえば簡単になる。といっても認識としては簡単になるけど、法律を変えるとすれば大変だ。全条項においていちいち年齢を指定することになる。しかし柔軟になって面白い。少年法もいらなくなる。

なにしろ議員さんが以下のような答弁をしているようなだ。

また,船田議員は,諸外国の例を十分に参考にすると,国民投票の年齢は18歳が世界標準 であり,我が国も踏み切るときが来たのではないかと考えた,諸外国では公職選挙法の選挙権 年齢と国民投票の投票権年齢はほとんど同一で,選挙権年齢も18歳に引き下げるべきである,

ここまではっきり日本が遅れた国であると宣言しなくてもいいと思うんですが。いずれにしろ諸外国に成人というカテゴリがあるなら、そんなのはもう古いよって言ってしまうのがいちばんかっこいいし、主体的じゃないですか。

3について言うならまず日本それ自体が、もう世界に学ぶことなどあんまりないと決断して、すなわち成人への一歩を踏み出し、そこから試行錯誤していってほしいと思います。

そして問題は国民投票のような3に属する事柄について、これについては上げるべきなのか下げるべきなのか、概念としてどう捉えればいいのかを考えること。この問題は難しい。難しいが直感としては20では若すぎると思う。まだ大学生か社会に出てすぐの人間だ。そんなやつに何がわかる?

0か1かの二分法に捕らわれる必要もない。25歳から投票可能、しかし、一票ではなく0.1票、1年で0.1づつ増加35歳で1票。すぐに起こりそうな反発は、若者が酷使されるじゃないか、ということだろう。派遣で搾取されるじゃないか。ということである。しかしこれは国が経済を自分のものとして制御できないからであり、なおかつすべきじゃないとされているからである。この問題は難しいのでまた考えよう。

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