以前のエントリーで「慰安ということばが気持ち悪すぎる」と書いた。自分はこの言葉は当時の政府や軍が発明した、とはいわないまでも積極的に使って いる言葉だと思っていた。右側から少なくとも従軍慰安婦という言葉への抵抗は聞こえていたが、慰安婦ということばへの抵抗は聞かなかったし、ワシントンポ ストに堂々とIanfuとかいう記述を載せていたりしていたのでそう思っていた。
しかし、ちょっと気になってよくよく調べてみるとこの「慰安婦」という言葉が、いつ、だれによって開発されたのかがわからなくなった。慰安婦という言葉はすでに前提であってそれ自体に疑問を投げかけるというふうなことがないみたいだからだ。
慰問袋という言葉が見つかった。出征している兵士を慰めるため内地の人が送った袋で中には御守り、薬品などとともに慰問状が入っていたという。こう聞くと家族が送ったものと思われるがそうではなく、一般人が不特定の兵士に対して送ったもののようだ。
それとともに陸軍恤兵部というのがあることがわかった。慰問袋の管理をしていた。そうするとなんのために恤兵部が必要だったのか?2つ考えられる。ひとつは兵士が可哀相だから、もうひとつは兵士がおかしくなるのを防ぐため。あるいは両方かもしれない。あるいは兵士の不満がたまりすぎていたからか?
もちろんこの慰問袋を慰安婦に直結させるつもりはないが・・・。いずれにしてもこの件、よくわからなかった。