経済における時間

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ウィキペディアでは時間について以下のように書いている。

時間(じかん)は、物事の変化を認識するための概念である。芸術、哲学、自然科学、心理学などの重要なテーマとなっている。それぞれの分野で異なった理解のしかたがある。

時間というのはおそらくなにかを循環として捉えることが初めだろう。朝と夜、空腹と食事、食物の成長と死滅。こう言ったものの中で最も規則的に循環していると見えるもの、太陽、を基準にして時間は生まれてきた。

物理学なんかでは、よく知らないが、この与えられている時間から逆算して、なんか原子のなにかの運動を時間の基準にしているようだ。だからそれが高速で動いて循環が狂わされると、なんか時間そのものが遅れるだとか言う変な話が出てくる。

経済学では時間と言えば、短期とか長期とかいっているが、これは普通の意味での時間のことだ。しかし経済だって循環しているわけだから、そこから独自の時間概念を見ることはできるだろう。経済の循環といえば生産と消費だ。生産も消費もつねにそのされ方は変化している。生産については生産性という指標があり、これを量的に捉えれば商品を長持ちさせるようになることになる。しかしその結果一方の消費、消費性というものを考えれば、それは見方によって上がるとも下がるともいえるが、抽象的にそれだけを考えれば消費の量が減る。そして生産と消費は大きく見れば一致するはずだから、消費が下がってしまえば、生産そのものを縮小しなければならなくなる。これは生産性を落とすので別のところで、すわなち質の面での生産性を上げなければならない。

時間の話だったが、こういうった問題を社会全体で歴史的に見たらどうなるか、という視点で考えても現代の問題は観察できるかもしれない。

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