wxWidgetsの使い方 その2 MingWとEclipseCDT

連載

その1
その2
その3

環境

Windows 8 32bit

MingWのインストール

公式からインストール、ここではC:\local\MinGWにインストール。パッケージは以下
clipshot-2016-12-03-00-01-05

wxWidgetsのビルド

公式からwxWidgets-3.0.2.7zをダウンロードして、C:\local\wxWidgets-3.0.2に展開。

C:\local\MinGW\msys\1.0\msys.batを実行しmsysを開く。

Debugでビルドする。

成功すればC:\local\wxWidgets-3.0.2\lib\gcc_lib以下にファイルができる。

EclipseCDTのインストール

公式からダウンロード、ここではeclipse-cpp-neon-1a-win32.zipをダウンロードし、C:\local\eclipseに展開。

起動用バッチC:\local\eclipse\start.batを作成。

start.batから起動し、C++プロジェクトを作成
clipshot-2016-12-03-00-23-24

C++ソースhello.cppを追加し以下のように作成。

ここではプロジェクトのパスなどの設定は環境変数で行う。このプロジェクト自体をLinuxでも開きたいのでそうする。start.batを以下のように書き換える。

ビルド確認のため、-Wl,–start-group-Wl,–end-groupを指定している。このフラグはライブラリの循環参照をしてくれるため記述の順番を考慮しなくていい。しかし遅くなるとのことなのでいったんビルドが成功したら外したほうがいいがその時リンクエラーになるかもしれない。

ここで作成したCPPFLAGSWXLIBFLAGSをプロジェクトの設定で追加する。
clipshot-2016-12-03-18-54-56

clipshot-2016-12-03-18-56-38

ビルドして実行

clipshot-2016-12-03-19-30-20

リリースバージョンも含めてちゃんとつくる

wxWidgetsのビルド

start.bat編集

プロジェクトの設定でCPPFLAGSとWXLIBFLAGSを変えてDやRをつける。デバッグはD、リリースはR

デバッグしてみるとデバッガのステップがおかしい、-O2でビルドされているかもしれないがスルー

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