IEでときどき表示される’痴’と言う文字

ISO-8891-1の文字番号0x92のアポストロフィーを使っていて、それがshift-jisと解釈されてしまうと起こる。シングルクウォート(0x27)を使えばこのようなことは起こらない。

charset=iso-8859-1としていればアポストロフィを使っても正しく表示されるが、指定がない場合ブラウザのデフォルトが優先され日本製のIEだとshift-jisと解釈され次の一文字”S”と一緒になって”痴”などと表示されてしまう。

見る側がこれを正しく表示するには「エンコード」メニューから「西ヨーロッパ言語(ISO)」を選ぶ。

アポストロフィーの次にくる文字とそれが文字化けした場合表示される一覧:
a : 誕
b : 鍛
c : 団
d : 壇
e : 弾
f : 断
g : 暖
h : 檀
i : 段
j : 男
k : 談
l : 値
m : 知
n : 地
o : 弛
p : 恥
q : 智
r : 池
s : 痴
t : 稚
u : 置
v : 致
w : 蜘
x : 遅
y : 馳
z : 築

TTSとSpeech Recognition(音声認識)

フランス語を発音してくれるオンライン辞書を探していたら、かなり高機能そうなTTSを見つけました。TTSはText-To-Speechの略で、テキストデータを音声にする技術のことです。

ここで文章を入れると英語やフランス語が聞けます。フランス語については発音が正しいのかよくわかりませんでしたが、英語についてはまずまずみたいです。

いままでwin32で発音させるためにはSpeechSDKがあり、その一部はMS-Agent(デスクトップに出てくるマスコットキャラ)と一緒にのみ使えるというような物だったんですが(多分)、英語に限っていえば、音声自身はいいけど発音が間違っているとか、発音が正しいけど音声が機械っぽいなど、なかなかいい選択肢が見つかりませんでした。 上記のサイトの個人的評価は、音声については90点、発音についても80点で、全体でみればもっともよいと感じました。

Windows Vistaには標準で音声認識が搭載されているようですが、この機能の公開発表会みたいたところで、思ったとおりに動いてくれなくて少し笑えるシーンがあったそうです。http://youtube.com/watch?v=2Y_Jp6PxsSQ

これ意外にもYouTubeには音声認識を試している動画がいくつもあがっていてどれもおもしろいです。

http://youtube.com/watch?v=MzJ0CytAsec

ファイルを開くときの「セキュリティの警告」ダイアログを出さないようにする。

ネットワーク共有フォルダ上にある実行ファイルを実行すると以下のようなダイアログが表示されることがある。

「セキュリティの警告」ダイアログ

このダイアログを出さないようにするには、以下の手順でセキュリティを緩める。

1、インターネットエクスプローラを開き、メニューから「ツール」「インターネットオプション」を選択する。

2、インターネットオプションダイアログの「セキュリティ」タブを選択する。

3、「セキュリティ設定を表示または変更するゾーン・・・」で「信頼済みサイト」を選択し、「サイトボタン」をクリックする。

4、「信頼済みサイト」ダイアログで、「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認・・・」チェックボックスを解除し、「この Web サイトをゾーンに追加する」のテキストにネットワークドライブのパスを入力し、「追加」ボタンをクリックする。

「信頼済みサイト」ダイアログ

5、「追加」をクリックすると、Web サイトにfile://プロトコルとサーバー名が追加される。

6、このダイアログを閉じて、「このゾーンのセキュリティのレベル」を「中低」にし、「OK」をクリックする。

「インターネットオプション」ダイアログ

≪追記≫
上記のやり方だとできない場合がある。以下のようにレベルのカスタマイズで、「アプリケーションと安全でないファイルの起動」を有効にする。
newd

テストアプリ
https://skydrive.live.com/redir.aspx?cid=f0d9ddc561f5cf32&resid=F0D9DDC561F5CF32!128