wxWidgetsの使い方

連載

その1
その2
その3

wxWidgetsはクロスプラットフォームなGUIライブラリ、ここではWindowsでアプリをつくってみる。

環境

Windows 10
Visual C++ 2008 Express

インストール

公式からwxWidgets-3.0.2.7zをダウンロードして、C:\local\wxWidgets-3.0.2に展開。
VC2008でC:\local\wxWidgets-3.0.2\build\msw\wx_vc9.slnを開く。
Debugでビルドする。
成功すればC:\local\wxWidgets-3.0.2\lib\vc_lib以下にファイルができる。

アプリ作成

VC2008を新規に起動し、新しいプロジェクトを作成、場所や名前は任意。
clipshot-2016-12-02-06-05-36

空のプロジェクトを選択
clipshot-2016-12-02-06-06-56

新しい項目の追加でmain.cppを追加
clipshot-2016-12-02-06-07-53

プロジェクト設定

追加のインクルードディレクトリで
C:\local\wxWidgets-3.0.2\includeC:\local\wxWidgets-3.0.2\lib\vc_lib\mswudを追加。
clipshot-2016-12-02-06-12-13

追加のライブラリディレクトリでC:\local\wxWidgets-3.0.2\lib\vc_libを追加
clipshot-2016-12-02-06-13-22

コマンドプロンプトで以下を実行してインポートするライブラリ一覧を得る。今はデバッグビルドしかしてないので全部デバッグライブラリ。リリースライブラリも同じディレクトリにできるのでリリースの設定の時はいったん全部削除したほうがいい。

上記のライブラリと、Rpcrt4.libComctl32.libを追加のライブラリに加える。(上記のライブラリは本当に全部必要かは分からないが面倒なので全部指定した。)
clipshot-2016-12-02-06-22-04

main.cpp

以下を作成。

ビルドして実行

clipshot-2016-12-02-06-25-16

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