wimによるwindowsのコピーが「Windowsを準備しています」で止まる

Windows To Goの影響からか、Windows8からはPCのHDDを別のPCにつないでも動くようだ(動かしていいのかはわからない)。Vistaくらいからはwimというファイル形式があり、これは圧縮ファイルのようなものだと思うが、これを使うとファイル一式のコピーができる。通常の圧縮ソフトと違う点はおそらくセキュリティや副ストリームもコピーしてくれることだとおもう。もう一点はこのwimファイルに対してWindowsの機能を追加したりドライバーを追加したりできる点だ。

もともとのWindowsがCドライブにある場合は大体動くようだが、それ以外のドライブにあるとうまく動かなかった。もともとWindowsはいまだにインストール時のドライブが固定で変えることができない。この理由はレジストリにドライブを含むパスなどがたくさんあるため変えるのが大変なこと、その他のファイルにも書き込まれているかもしれない。しかもレジストリキーがadministratorでも書き換えられないようになっているので多くのレジストリ書き換えツールが機能しない。regファイルにエクスポートしたものを編集して適用した場合セキュリティが無視されるのかはわからないが、レジストリの値のタイプによって16進(UCS2)で書かれており、しかも複数行にまたがっているので置換作業も大変になる。

起動できない問題は、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\MountedDevicesの値を直せば直ったが、他のブートによって同じドライブレター構造があり、それとおなじドライブレター構成ならそれをコピーすればいいが、この値はドライブのsignatureとオフセットが記述されているようで手動で治すのは大変だと思われる。コピーするにはレジストリエディタでHKEY_USERS配下に問題のパーティションのWindowsのレジストリファイルを読み込めばできる。[ハイブをロードで]、X:\Windows\System32\config\SYSTEMファイルをマウントしてから、regコマンドでコピーすればよい。

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